MacBook に Poetry をインストールする方法

Python

2024.10.18

たろ

MacにPoetryをインストールしたいけどどうしたらいいの？

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

Poetryは、Pythonプロジェクトの依存関係管理を簡単に行えるツールです。仮想環境の作成やパッケージの管理が一体化しており、特にプロジェクトごとに異なるライブラリを使いたい場合に便利です。この記事では、MacBookにPoetryをインストールする手順を説明します。

Poetryってなに？

公式ドキュメントの言葉を引用すると↓

PYTHON PACKAGING AND DEPENDENCY MANAGEMENT MADE EASY
https://github.com/python-poetry/poetry

つまり、Poetryは「パイソンのパッケージングと依存関係の管理を簡単にします。」（By Deepl）。

Poetryはライブラリの依存関係を適切に処理してくれる便利屋さんです。

まじ重要なツール。

早速 Poetry をインストールしていきます。

PoetryはPython 3.7以上が必要です。まず、Pythonがインストールされているか確認しましょう。

python3 --version

もしPythonがインストールされていない場合は、公式サイトからダウンロードしてインストールします。macOSでは、Homebrewを使って簡単にインストールすることも可能です。

brew install python

HomebrewはmacOSのパッケージマネージャで、PythonやPoetryなどのツールを簡単にインストールできます。まだインストールしていない場合は、以下のコマンドをターミナルで実行します。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

Poetryのインストールは、公式のインストーラーを使う方法が推奨されています。次のコマンドをターミナルで実行してください。

curl -sSL https://install.python-poetry.org | python3 -

インストールが完了したら、Poetryをシステム全体で使用できるように、poetryコマンドが実行できることを確認しましょう。

$ poetry --version
Poetry version 1.1.7

以上でPoetryを使う準備が整いました。

インストールしたPoetryが正しく動作しない場合は、パスの設定が必要なことがあります。以下のコマンドで、Poetryがインストールされたディレクトリを確認できます。

echo $PATH

もしパスが正しく設定されていない場合は、以下を.zshrcや.bash_profileなどに追加します（使用しているシェルに応じてファイルが異なります）。

export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"

これを反映させるために、次のコマンドを実行します。

source ~/.zshrc  # または source ~/.bash_profile

Poetryを使って仮想環境を作成し、依存関係を管理する手順は以下の通りです。

# プロジェクトのディレクトリに移動
cd my-project

# Poetryで新しいプロジェクトを初期化
poetry init

# 依存パッケージを追加
poetry add requests

仮想環境を有効化する場合は、次のコマンドを使用します。

poetry shell

Poetryがコマンドとして認識されない場合
パスの設定が正しいか確認し、必要であれば.zshrcや.bash_profileにパスを追加して再読み込みしてください。
Pythonのバージョンエラー
PoetryはPython 3.7以上を要求します。Pythonのバージョンを確認し、古い場合は最新バージョンにアップデートしてください。

以上で、MacBookにPoetryをインストールする手順は完了です。Poetryを使うことで、Pythonプロジェクトの依存関係管理がより簡単になります。

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